父帰る(タイトルと内容は関係無いです、一応)
2001年8月5日 函館3日目。
昼間はずっとゲームをする。
今日はF氏のソード・ワールド(3部作構成)である。
Tさんはグラスランナーのレンジャー&シーフ、S氏はエルフ、H氏は世間知らずのプリースト&ファイター、私は無頓着な女魔術師というキャラクターをそれぞれプレイする。
皆、馴染みのシステムなので、順調に進行した。結構楽しめたのではないか。
夜、ジンギスカンを食べに行き、郊外の風呂屋にも行って入浴もする。
今晩が函館最後の夜か…。
そう思って、私個人としては少々感傷的になっていたかもしれない。
F氏がクルマを運転しつつ
「明日の事なんだけどさあ。船の時刻はどうなっているの?」
と言う。
「朝7時半の前は、5時20分とかになってしまうよ」
しばし、雑談風。
「でもさあ、朝早く出発してロクに眠れないなら、今夜中に出発しても同じじゃないか?」
とF氏。
え、何ですと?
「そうだね。それでもいいんじゃない」
とH氏。
「ちょっと、待った。S氏の意見はどうなんですか?」
「別に構いませんよ。車中ではどうせ眠ってしまいますし」
S氏まで同意のようだ。
「今から出発というのはどうだろう?船の時刻は?」
こう言われて時刻表を調べる。
「23時半発というのがあるけれど…」
今の時刻は22時15分ごろであろうか・
「宿代は払ってあるし。ホテルにいったん戻って荷物をまとめて…。何とかなりそうだね。よしそうしよう」
「でもその船は、行きに乗った船とは別の場所を発着するものですよ」
「私が案内するから大丈夫」
とTさん。
そうまで言ってくれるのなら…。
でも私の心中は、前田利家のように算盤を弾いて、「どうしても足りん」と思っている。根が小心者なのである。
一方のF氏は「それもまたよし」と、前田慶次郎のようにゆったり構えている。
船会社に予約を入れる。
23時までにターミナルで手続きを取って欲しいとのこと。
22時半過ぎ、ホテル着。早速準備して、急だがチェックアウトする旨をカウンターに言う。
22時40分過ぎ、Tさんの家にいったん寄る。道案内をしてくれる彼女のクルマを取ってくるためである。
22時50分過ぎ、ターミナル着。慌てて手続きを取る。間に合った。
出航まで30分。感傷的な気分になる。
人見知りするラブガールにもようやく馴染んできたのに、残念だ。
何となくそうしたくなって、ラブガールを抱き上げる。
妹にもそうしてやったのを思い出したのだ。
ラブガールはキョトンしていたが…。
23時半出航。
昼間はずっとゲームをする。
今日はF氏のソード・ワールド(3部作構成)である。
Tさんはグラスランナーのレンジャー&シーフ、S氏はエルフ、H氏は世間知らずのプリースト&ファイター、私は無頓着な女魔術師というキャラクターをそれぞれプレイする。
皆、馴染みのシステムなので、順調に進行した。結構楽しめたのではないか。
夜、ジンギスカンを食べに行き、郊外の風呂屋にも行って入浴もする。
今晩が函館最後の夜か…。
そう思って、私個人としては少々感傷的になっていたかもしれない。
F氏がクルマを運転しつつ
「明日の事なんだけどさあ。船の時刻はどうなっているの?」
と言う。
「朝7時半の前は、5時20分とかになってしまうよ」
しばし、雑談風。
「でもさあ、朝早く出発してロクに眠れないなら、今夜中に出発しても同じじゃないか?」
とF氏。
え、何ですと?
「そうだね。それでもいいんじゃない」
とH氏。
「ちょっと、待った。S氏の意見はどうなんですか?」
「別に構いませんよ。車中ではどうせ眠ってしまいますし」
S氏まで同意のようだ。
「今から出発というのはどうだろう?船の時刻は?」
こう言われて時刻表を調べる。
「23時半発というのがあるけれど…」
今の時刻は22時15分ごろであろうか・
「宿代は払ってあるし。ホテルにいったん戻って荷物をまとめて…。何とかなりそうだね。よしそうしよう」
「でもその船は、行きに乗った船とは別の場所を発着するものですよ」
「私が案内するから大丈夫」
とTさん。
そうまで言ってくれるのなら…。
でも私の心中は、前田利家のように算盤を弾いて、「どうしても足りん」と思っている。根が小心者なのである。
一方のF氏は「それもまたよし」と、前田慶次郎のようにゆったり構えている。
船会社に予約を入れる。
23時までにターミナルで手続きを取って欲しいとのこと。
22時半過ぎ、ホテル着。早速準備して、急だがチェックアウトする旨をカウンターに言う。
22時40分過ぎ、Tさんの家にいったん寄る。道案内をしてくれる彼女のクルマを取ってくるためである。
22時50分過ぎ、ターミナル着。慌てて手続きを取る。間に合った。
出航まで30分。感傷的な気分になる。
人見知りするラブガールにもようやく馴染んできたのに、残念だ。
何となくそうしたくなって、ラブガールを抱き上げる。
妹にもそうしてやったのを思い出したのだ。
ラブガールはキョトンしていたが…。
23時半出航。
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