友人から借りたCDを、PCの音楽ライブラリに落として、聴いているが、なかなかよろしい。
 仕事が終わって帰宅して聴くには良い曲だ。ほっとする。

 雨が上がり、自転車で出勤できる。
 しかし、夜中に雨が止んで、そのまま冷え込んだため、水滴が凍って自転車に付着していた。

 昨日は、パートさんに頼む仕事がないかと思っていたら、照会を依頼していた文書が戻り出したため、にわかに仕事が発生した。
 自分の仕事をしつつ、パートさんに仕事を指示したりする。
 この仕事は1年ぶりくらいで行うので、勝手が思い出せず、指示するほうが苦戦する。
 来週の木曜と金曜は、東京出張なのだが、その間、仕事をしてもらえるようにしないといけない。

 帰宅する途中、書店に立ち寄る。
 ようやく『街道をゆく 愛蘭土紀行』の1と2を購入する。
 後で見てみたら、なかなかに興味深そうな内容だ。
 案外、ビートルズについての話は少ないようだ。それなりにページを割いているけれど。

 他にも何かないかと思って、立ち読みをしたりする。
 童門冬二の山田方谷についての話は、何となく、描写が平べったい感じがする。これなら、インターネットのホームページ(『山田方谷マニアックス』)の方が、熱が入っているし、面白いかも。
 本当は、掘り下げた本を読むべきなのでしょうけれどね。

 新装版の『声の網』(星新一、角川文庫)が、新刊の文庫本と並んでいる。
 帯の文句に、「インターネットを予見した内容」とか何とかあった。
 星新一の作品は、ある意味、古びない内容なのだけれど、作中のツールは電話である。
 星新一の作品に、今の少年少女が、どのくらい新鮮な驚きを感じることができるのだろうか。
 ふとそう思いつつ、帰宅する。

 灯油を購入しに、自転車で再び外出する。
 帰宅後、洗濯物も干す。
 これで、のんびり夕食にできる。

5月の余波

2005年6月5日 日常
 最近は、5月の余波を受けて、ハイテンションな状態が続いている。我ながら陽気で上機嫌、悪く言えばおっちょこちょい、いつも大声で話したり動いたりでうるさい状態である。

 前の部署に来ていたAさんが、5月限りで派遣元に引き上げることになった。彼女は派遣元の正社員であったため引き上げてしまったのだ。
 その前の週だったか。同期のH氏から電話があった。
「最後の日の昼食会に来られないというのは、本当か?」
「仕事で外回りしています。無理ですよ」
「うーむ。そうすると、計画の発動が……」
「なんなんだ?その計画って?」
「昼食会の時に、何かインパクトのあるものを頼むよ」
「え?何やれっちゅうねん?」
「例えば、キャラクター電報とか」
「それって、ドラえもんか?」
「ドラちゃんは好き嫌いがあるから、ネコ(キティ)にしろ」
「ネコねえ。ドラちゃんだって、ネコじゃないか」
「そりゃそうだけど(笑)」
「じゃ、ネズミ(ミッキー)か?」
「それもありきたりなんだよな」
などのやり取りがあった(結局キティ電報になってしまった)。
 特急電車ホームで携帯電話から話したから、周囲の人はどう思っただろう?
 忙しくてまだ手配していないと前日にメールで送ったら、「ぶっ殺す!」ときたもんなー。そんなに言うなら、もっと自分の気持ちを具現化すれば良かったのに。
 電報の手配は初めてだ。電話で自分のメッセージを読み上げられるのは、自分の声を聞くようで違和感がある。
 あとで、お礼のメールが来たりしたので、何とか役目は果たせたようだ。
 Aさんにはご近所さんとしてのお付き合いが今後もお願いしたいものだが、難しいかな。
 この頃、残業をしにくくなった。
 だからというわけではないけれど、定時に退勤しやすい。良いことだ。
 滞っている仕事がなければの話だが……。

 お仕事終了後、近くの公園を散歩することにする。
 6月に夜間登山を行うつもりでいて、とりあえず、体力を養おうというのだ。提案者は、前の部署に居た時の後輩のN君。人数は私やN君も入れた5人。
 会社に近い沼は、一周が約3キロあって、手頃なコースだ。ランニングなどをする人が多い。私たちは、ウォーキングをする。
 皆で歩く。天気が良く、気温も高くないので、とても気持ち良い。登山の時もこうであってほしい。
 歩きながら、話が盛り上がる。こうして集まって話すことってなかなかないものだ。
「Mさん(私のこと)って、随分旅行しますよね」
とN君。
「別にそうでもないよ。嫁さんの実家が遠い人にはかなわないよ」
「でも君の場合、『ちょっと行って来る』って行き先が信州だもんな」
と同期のH氏。
「2泊とか3泊以上じゃないと、『旅行』とは言わないだろ」
と反論する。
「そうなのか?」
「それは違いますよ」
 なぜ、そう否定するんだ。
 途中、丘の上の雑木林にある公園で、滑り台を見つける。
「これ、面白そうだね」
 先週の土曜日を思い出して、試して見ることにした。
 階段の代わりに丸太で組んだ傾斜があり、垂らしてあるロープを伝って上っていく。
 滑り台はやや長くなっており、滑りやすくしてある。傾斜に身を任せると、速度がついて、楽しい。
 メンバーのほとんどが、試みる。皆、楽しんだようだ。

 2周歩いてやめる。
 N君がやや遅れ気味のペースになっていたが、大丈夫だろうか?
 終わった後、足に疲れが感じられる。
 腹も減ったので、後輩のN君、M君と私の3人で、ラーメンを食べてから帰宅することに。
 美味しく物が食べられることは、幸せなことだ
 こんなのに自分がなるなんて。

 19日の未明3時頃、全身の痒みで目が覚める。
 痒みがいつまで経っても止まらず、困った。
 寝不足だけれど、そのまま出勤。

 その日の夕方、同期の職員と軽く飲んで、いっそう痒みが増したような感じになったので、薬屋に駆け込む。
 蕁麻疹ですねと言われ、痒み止めと滋養強壮薬を勧められた。
 疲れたりすると、蕁麻疹が出やすいのだそうだ。
 痒み止めと滋養強壮薬がよかったのか、薬の副作用か、とても眠たくなり、早々に就寝する。

 今日は、念のため、皮膚科の医者に行くことにする。
 その前に、銀行への振込みで訂正をかけるものを処理しなければ。
 と思っていたら、社長決裁を要する他のものが決裁を経て戻ってきた。これについては、銀行と契約が必要だ。銀行に連絡を取る。
 午前遅くに、コンピュータ会社と、リースの打ち合わせ。書類の記載に若干まずいところがあったので、いったん持ち帰ってもらう。
 なかなか帰ることができず、医者にかかるまでに時間がかかってしまった。

 結局は「蕁麻疹ですね」「治りかけですね」「購入した薬は悪くないですけれど、今夜からこちらで処方する薬を飲んだり、塗ったりしてください」で終わった。原因は不明。あえて言うなら、疲労らしい。
 待ち時間2時間、診療10分足らず、会計と薬まで5分ほど。
 「病院っていったい?」と思う。

予備役

2005年5月17日 日常
 今日、昼食を前にいた部署で、食べていた。
 今の部署よりも同年代の人間が多いし、付き合いも結構親密だったから、居心地が良い。

 のんびりしていたら、後輩の女性が
「私ではわからない電話がきてしまったので、Mさんいいですか?」
と言う。
 代わりに電話に出て、話をしてまとめる。
 案外、要領を忘れていないものだ。
 話の内容をメモして、担当部署(自分の古巣)の上司に渡す。

 後で確かめてみたら、大丈夫だったという。
 むしろ懐かしがられたようだ。
 予備役の軍人みたいだな>自分

小さな親切

2005年5月13日 日常
 たまには良いものです。

 会社の近くで昼食を購入していたら、お婆さんが、表通りに出てタクシーを拾うというので、通りまで一緒について行って(というより連れて行って)、タクシーを呼んだ。
 そのときに「おばあさんはいらっしゃるの?」とか話し掛けられ、ふと祖母のことを思い出した。
 少し肌寒い中ではあったけれど、ついて行ってあげてよかったと思う。結構感謝していたようだったし。

 その日の夕方、仕事を終えて、途中で、携帯電話から祖母に連絡を入れた。
 何となく明るい声で話すことができたのは、仕事などで気分が高揚したいただけではないだろう。

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