関西よりの帰還
2002年2月10日 起床。容態はやや安定する。
寒いし、具合は悪いしで、何だか巡り合わせの宜しくない旅行になりそうな気がしてしまう。
朝食は和風だ。
関西であるためか、納豆が置いていない。
その代わりなのか、ヨーグルトが置いてあった。
発酵食品は、関東の専売特許ではなく、むしろ関西の方が先輩格ではなかったか(鮒寿司など)。
とりあえず、通天閣に行く。
私は行ったことがない。
周囲は案外、普通の街である。
見晴らしは結構良いようだが、あいにくの天気で今一つな気もする。
通天閣の後、近くの阪堺電車で浜町公園へ、そこから南海電車で難波に行き、さらに御堂筋線で梅田へ。
阪堺電車は良い。私は、路面電車が好きだ。街を眺めるのに適当な速度で走ってくれる。乗客が顔見知りなことも良くあるらしく、違う停留所から乗ってきた年配の女性が、乗客の一人と話しこんでいたりする。
南海の浜町公園は辰野金吾(東京駅などの設計者)の設計と聞いたが、どうだったか。こぢんまりとしているが、上品にまとまっている。
御堂筋線は、駅の天井がドーム型でゆとりが感じられるなど、ちゃんとした構想をもって事業にあたった気構えが感じられる。東京で(日本で)最も最も古い地下鉄は、銀座線(上野・浅草間)だそうだが、比較して見るとその差は歴然である。役人と民間との差だと言われればそれまでだが、役人が作ったものでも御堂筋線ほどの立派なものをというのは少ないだろう。
梅田からは阪急で新開地へ。
速度は結構出ているのだが、揺れが少なく、乗り心地も良い。そのギャップを感じて、変な気分になる。
新開地から神戸電車で三田へ。
普通の郊外電車なのだが、結構急な勾配をぐんぐん登っていく。鉄道に詳しい同行の友人によると、もっとも急なところで50‰(1000分の50)だそうな。
山肌にへばりつくようにして、団地・マンション・住宅が並んでいる光景もしばしばである。香港には行った事はないが、こんなだろうか。
阪神淡路大震災の際は、阪神間の迂回ルートとして機能したこともあったことをふと思い出す。
三田からはJRで大阪方面へ。途中、武田尾という駅で下車する。ほとんどトンネルにおさまったような駅だ。トンネルに入りきらない部分も、川に突き出すようにして高架上にある。
川沿いを少し、歩き回る。温泉宿が近くにあるが、2軒ほどしかない。あと、川に沿って桜が植わっていたりする。春から秋にかけて、花見・川沿いのレジャー・ハイキングなどのシーズンになるのだろう。今はシーズンオフらしい。印象に残る駅と周囲である。
武田尾からJR東西線方面へ。
京阪電車の広告「京阪乗る人 おけいはん」というのが気に入った友人が京阪電車に乗りたいと言い出したからだ。
京橋で京阪電車に乗り換え。
京阪特急に乗って、丹波橋まで。さすがに疲れてきて、居眠りしてしまう。乗り心地は良かったが。
丹波橋から京都まで近鉄電車で行き、京都駅で土産物と夕食の弁当を購入。500系のぞみで東京へ。
全体に鉄道三昧の旅になったが、それなりに面白い旅行になったと思う。神戸電車と武田尾駅が印象に残った。
何より、自分で自動車を運転するストレスから解放されて、自由に動き回れる事が嬉しい。
寒いし、具合は悪いしで、何だか巡り合わせの宜しくない旅行になりそうな気がしてしまう。
朝食は和風だ。
関西であるためか、納豆が置いていない。
その代わりなのか、ヨーグルトが置いてあった。
発酵食品は、関東の専売特許ではなく、むしろ関西の方が先輩格ではなかったか(鮒寿司など)。
とりあえず、通天閣に行く。
私は行ったことがない。
周囲は案外、普通の街である。
見晴らしは結構良いようだが、あいにくの天気で今一つな気もする。
通天閣の後、近くの阪堺電車で浜町公園へ、そこから南海電車で難波に行き、さらに御堂筋線で梅田へ。
阪堺電車は良い。私は、路面電車が好きだ。街を眺めるのに適当な速度で走ってくれる。乗客が顔見知りなことも良くあるらしく、違う停留所から乗ってきた年配の女性が、乗客の一人と話しこんでいたりする。
南海の浜町公園は辰野金吾(東京駅などの設計者)の設計と聞いたが、どうだったか。こぢんまりとしているが、上品にまとまっている。
御堂筋線は、駅の天井がドーム型でゆとりが感じられるなど、ちゃんとした構想をもって事業にあたった気構えが感じられる。東京で(日本で)最も最も古い地下鉄は、銀座線(上野・浅草間)だそうだが、比較して見るとその差は歴然である。役人と民間との差だと言われればそれまでだが、役人が作ったものでも御堂筋線ほどの立派なものをというのは少ないだろう。
梅田からは阪急で新開地へ。
速度は結構出ているのだが、揺れが少なく、乗り心地も良い。そのギャップを感じて、変な気分になる。
新開地から神戸電車で三田へ。
普通の郊外電車なのだが、結構急な勾配をぐんぐん登っていく。鉄道に詳しい同行の友人によると、もっとも急なところで50‰(1000分の50)だそうな。
山肌にへばりつくようにして、団地・マンション・住宅が並んでいる光景もしばしばである。香港には行った事はないが、こんなだろうか。
阪神淡路大震災の際は、阪神間の迂回ルートとして機能したこともあったことをふと思い出す。
三田からはJRで大阪方面へ。途中、武田尾という駅で下車する。ほとんどトンネルにおさまったような駅だ。トンネルに入りきらない部分も、川に突き出すようにして高架上にある。
川沿いを少し、歩き回る。温泉宿が近くにあるが、2軒ほどしかない。あと、川に沿って桜が植わっていたりする。春から秋にかけて、花見・川沿いのレジャー・ハイキングなどのシーズンになるのだろう。今はシーズンオフらしい。印象に残る駅と周囲である。
武田尾からJR東西線方面へ。
京阪電車の広告「京阪乗る人 おけいはん」というのが気に入った友人が京阪電車に乗りたいと言い出したからだ。
京橋で京阪電車に乗り換え。
京阪特急に乗って、丹波橋まで。さすがに疲れてきて、居眠りしてしまう。乗り心地は良かったが。
丹波橋から京都まで近鉄電車で行き、京都駅で土産物と夕食の弁当を購入。500系のぞみで東京へ。
全体に鉄道三昧の旅になったが、それなりに面白い旅行になったと思う。神戸電車と武田尾駅が印象に残った。
何より、自分で自動車を運転するストレスから解放されて、自由に動き回れる事が嬉しい。
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