昨年の後半に、この有名なファンタジーを読んだ。
 この作品の作者は、神学でも業績を上げたとかで、キリスト教の信仰についても深い考察をしたという。そのあたりが作品に反映されているような気がする。
 ナルニア国のあるファンタジー世界はある意味、理想郷で、子供(それも選ばれた子供らしい)が訪ねて行ける世界なのだけれど、歳を取りすぎると訪ねて行けなくなってしまう。
 何でこんなことを思い出したかというと、友人のサイトの掲示板でふるさとの話になったからだ。
 ふるさとの景色は変わらなくても、住んでいる人や訪ねる当人は変わっている。懐かしいような世界に二度と訪ねて行けなくなるあたりが、一緒だなと思ったのだ。

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