出迎え
2004年7月16日 今日の昼は、空港まで行き、山登りの有志たち4名を迎えに行く。私が彼らに合流し、登山終了まで行程を共にする。
以前いた部署の人たちで、心持の良い人たちばかりである。
彼らは今日から2泊3日の行程で動く事になる。黒岳〜旭岳縦走を主な目的とするのだが、2泊目の宿が旭川に手配できず、明日の登山後の後に札幌に向かうことになる。ハードだなー。
納得してもらっているとはいえ、このことについては彼らに申し訳なく思っっている。
旭川空港に到着。
飛行機の到着時刻が遅れている。最近、保安検査が厳しいからなー。
飛行機到着。知った顔に旅先で再会するというのも面白い。
彼らは別にレンタカーを手配している。
通常であれば、Sクラスのクルマの筈が、クルマの手配がつかなかったらしく、ライトバンタイプの格好いいクルマになっている。○菱製だが、羨ましい。
まずは昼食を摂るため、美瑛に向かう。ポトフの美味しい店を教えてもらっているのだ。
私のクルマには、後輩のM君が乗る。同期のH氏、先輩(といっても私よりも若いが)のTさん、後輩のN君(昨年1月末に一緒に讃岐うどんを食べに行った)は、もう一台の方だ。
M君は、初めて見る北海道の眺めを楽しんでいるようだ。私も嬉しい。
本当なら、彼らにはもっともっと北海道に滞在してもらって、満喫してもらいたい。
しかし、日程上、無理だ。社会人の不自由さだ。
せめて、短い間でも、満喫してもらおう。
美瑛の駅前駐車場にクルマを停める。鉄道は、トロッコ列車が入線するところだった。あれも楽しそうだ。
教えられた店に行くと、少し並んでいる。
それほどではないし、ポトフもまだあるようなので、待つことにする。
それにしても暑い。30度を超えているのではないだろうか。
自分たちの番になる。案内された席で、一息つく。
今後の段取りを話し合う。こればかりが、なかなかまとまらない。
クルマをどうするのか。2台とも層雲峡に持って行くか、1台だけ旭岳ロープウェイ駅(登山口)前に置いておくか。
今夜から天候が悪化するとの予報であり、そうなると縦走はできないから、旭岳側にクルマを置くのはムダである。
逆に天候が良くなって縦走できたとしても、層雲峡にはクルマが残るから取りに行かねばならない。
しかし、予想外に天候が回復した場合、縦走はしたくなるだろう。そうなったら、層雲峡にクルマが2台ともあるのは、何とも困る。
旭岳温泉と旭川との間にはバスが3往復しかなく、下山時に使えるバスは17時頃になってしまう。そうなると札幌に行くのが、キツくなる。
結論はなかなか出ない。
その内、注文したポトフが出てくる。野菜が煮崩れずにいて、それぞれにしっかり美味しく煮えている。なかなか美味である。
皆、満足したようだ。教えられた情報に従って正解だった。良かった。
私とM君は、デザートにハスカップのアイスを頼む。微かな酸味がさっぱりした感じを与えてくれる。
今後のことについての話は、クルマ1台を旭岳側に置くことにするという結論になった。
天候が悪くても、時間にはかえって余裕ができるから、旭岳側にクルマを取りに行っても良い。旭川周辺の観光といえば旭山動物園や優佳良織工芸館だかしか思いつかない。結局、美瑛・富良野まで来ることになる。それなら時間のロスはあまり考えなくても良い。
もし天候が良くなったのに、クルマを旭岳側に置いてなかったら、後悔することになるだろう。それなら、やるだけのことはやった方が良い。
食事の後、十勝岳の望岳台に向かう。
まだ天候は良いから、望岳台からの眺めは良いはずだし、明日の天候が悪くても、良い眺めを味わえれば諦めもつきやすいと思われたからだ。
途中、美味しい水があるという不動尊だか地蔵尊だかに寄る。ひんやりしていて気持ち良い。水もとても美味しい。
さらにクルマを運転して、望岳台に到着。だんだん曇ってきているが、まだ大丈夫。写真を何枚か撮影する。
H氏は相変わらず、自分の写るのを嫌う。屋久島の時もそうだったけれど。何だかなー。
下界の眺めは素晴らしいものだった。北海道らしい大地の広がりが、一望にできる。しかも平坦ではなく起伏もあるから、変化があって面白い。
下界の方にも雲が垂れ込めてきた。あるところでは、一部分だけ雲が地面まで垂れ込めているように見えたが、どうもそれは雨だったようだ。
雨の降る様子をこんな風に見たのは初めてだ。皆、写真を撮る。
旭岳登山口に向かう。マーチの方を置くためだ。やれるだけのことはやっておこう。
何となく、ロープウェイの運行休止が恨めしい。こいつが動いていればなー。もうちょっとは楽だったろうに。
層雲峡に向かう。旭川市街に寄らずにショートカットできれば、短縮できるだろう。
運転は私がする。彼らを疲れさせてはいけない。
こちらのクルマのナビは、性能が良いようだ。電話番号からでも探索できる。
ただ、たまに頓珍漢なのが機械の融通のなさを感じさせる。
農道を通ったりと、「こんなんでいいのか?」と思ったりする場面もあったが、なかなか的確なナビである。
途中、コンビニに寄って、明日の弁当を購入する。ローソンがこんな街外れにあるなんて、世の中、こんなに便利で良いのだろうか。
朝食・昼食・菓子類(予備食料)・飲み物は必須だ。かといって過剰に買ってはいけない。
層雲峡は意外と遠くて、時間が掛かる。暗くなってもまだ着かない。これでは、縦走して旭岳を下山できても大変かもしれない。
天候はとうとう崩れて、雨が降り出す。
19時半頃、層雲峡のホテルに到着。ひんやりした空気が気持ち良い。
部屋は、4人で余裕が少ないところに、もう一人(私のこと)を入れたので、ややキツイ状態である。食事から帰ってみると、布団の敷き方に無理がある。これには皆、笑う。
Tさんの用意したトランプで入浴時の留守を預かる人を決める。これも面白かった。
入浴後、翌日の準備をしたり、話をしたりする。明日は早いので、早々に就寝する。
ただ、夜中に空調をストップするのには参ってしまう。
暑がりの私は、結局、窓を開けた。ひんやりした空気がどっと入り込んできた。
これなら眠れる。おやすみなさい。
以前いた部署の人たちで、心持の良い人たちばかりである。
彼らは今日から2泊3日の行程で動く事になる。黒岳〜旭岳縦走を主な目的とするのだが、2泊目の宿が旭川に手配できず、明日の登山後の後に札幌に向かうことになる。ハードだなー。
納得してもらっているとはいえ、このことについては彼らに申し訳なく思っっている。
旭川空港に到着。
飛行機の到着時刻が遅れている。最近、保安検査が厳しいからなー。
飛行機到着。知った顔に旅先で再会するというのも面白い。
彼らは別にレンタカーを手配している。
通常であれば、Sクラスのクルマの筈が、クルマの手配がつかなかったらしく、ライトバンタイプの格好いいクルマになっている。○菱製だが、羨ましい。
まずは昼食を摂るため、美瑛に向かう。ポトフの美味しい店を教えてもらっているのだ。
私のクルマには、後輩のM君が乗る。同期のH氏、先輩(といっても私よりも若いが)のTさん、後輩のN君(昨年1月末に一緒に讃岐うどんを食べに行った)は、もう一台の方だ。
M君は、初めて見る北海道の眺めを楽しんでいるようだ。私も嬉しい。
本当なら、彼らにはもっともっと北海道に滞在してもらって、満喫してもらいたい。
しかし、日程上、無理だ。社会人の不自由さだ。
せめて、短い間でも、満喫してもらおう。
美瑛の駅前駐車場にクルマを停める。鉄道は、トロッコ列車が入線するところだった。あれも楽しそうだ。
教えられた店に行くと、少し並んでいる。
それほどではないし、ポトフもまだあるようなので、待つことにする。
それにしても暑い。30度を超えているのではないだろうか。
自分たちの番になる。案内された席で、一息つく。
今後の段取りを話し合う。こればかりが、なかなかまとまらない。
クルマをどうするのか。2台とも層雲峡に持って行くか、1台だけ旭岳ロープウェイ駅(登山口)前に置いておくか。
今夜から天候が悪化するとの予報であり、そうなると縦走はできないから、旭岳側にクルマを置くのはムダである。
逆に天候が良くなって縦走できたとしても、層雲峡にはクルマが残るから取りに行かねばならない。
しかし、予想外に天候が回復した場合、縦走はしたくなるだろう。そうなったら、層雲峡にクルマが2台ともあるのは、何とも困る。
旭岳温泉と旭川との間にはバスが3往復しかなく、下山時に使えるバスは17時頃になってしまう。そうなると札幌に行くのが、キツくなる。
結論はなかなか出ない。
その内、注文したポトフが出てくる。野菜が煮崩れずにいて、それぞれにしっかり美味しく煮えている。なかなか美味である。
皆、満足したようだ。教えられた情報に従って正解だった。良かった。
私とM君は、デザートにハスカップのアイスを頼む。微かな酸味がさっぱりした感じを与えてくれる。
今後のことについての話は、クルマ1台を旭岳側に置くことにするという結論になった。
天候が悪くても、時間にはかえって余裕ができるから、旭岳側にクルマを取りに行っても良い。旭川周辺の観光といえば旭山動物園や優佳良織工芸館だかしか思いつかない。結局、美瑛・富良野まで来ることになる。それなら時間のロスはあまり考えなくても良い。
もし天候が良くなったのに、クルマを旭岳側に置いてなかったら、後悔することになるだろう。それなら、やるだけのことはやった方が良い。
食事の後、十勝岳の望岳台に向かう。
まだ天候は良いから、望岳台からの眺めは良いはずだし、明日の天候が悪くても、良い眺めを味わえれば諦めもつきやすいと思われたからだ。
途中、美味しい水があるという不動尊だか地蔵尊だかに寄る。ひんやりしていて気持ち良い。水もとても美味しい。
さらにクルマを運転して、望岳台に到着。だんだん曇ってきているが、まだ大丈夫。写真を何枚か撮影する。
H氏は相変わらず、自分の写るのを嫌う。屋久島の時もそうだったけれど。何だかなー。
下界の眺めは素晴らしいものだった。北海道らしい大地の広がりが、一望にできる。しかも平坦ではなく起伏もあるから、変化があって面白い。
下界の方にも雲が垂れ込めてきた。あるところでは、一部分だけ雲が地面まで垂れ込めているように見えたが、どうもそれは雨だったようだ。
雨の降る様子をこんな風に見たのは初めてだ。皆、写真を撮る。
旭岳登山口に向かう。マーチの方を置くためだ。やれるだけのことはやっておこう。
何となく、ロープウェイの運行休止が恨めしい。こいつが動いていればなー。もうちょっとは楽だったろうに。
層雲峡に向かう。旭川市街に寄らずにショートカットできれば、短縮できるだろう。
運転は私がする。彼らを疲れさせてはいけない。
こちらのクルマのナビは、性能が良いようだ。電話番号からでも探索できる。
ただ、たまに頓珍漢なのが機械の融通のなさを感じさせる。
農道を通ったりと、「こんなんでいいのか?」と思ったりする場面もあったが、なかなか的確なナビである。
途中、コンビニに寄って、明日の弁当を購入する。ローソンがこんな街外れにあるなんて、世の中、こんなに便利で良いのだろうか。
朝食・昼食・菓子類(予備食料)・飲み物は必須だ。かといって過剰に買ってはいけない。
層雲峡は意外と遠くて、時間が掛かる。暗くなってもまだ着かない。これでは、縦走して旭岳を下山できても大変かもしれない。
天候はとうとう崩れて、雨が降り出す。
19時半頃、層雲峡のホテルに到着。ひんやりした空気が気持ち良い。
部屋は、4人で余裕が少ないところに、もう一人(私のこと)を入れたので、ややキツイ状態である。食事から帰ってみると、布団の敷き方に無理がある。これには皆、笑う。
Tさんの用意したトランプで入浴時の留守を預かる人を決める。これも面白かった。
入浴後、翌日の準備をしたり、話をしたりする。明日は早いので、早々に就寝する。
ただ、夜中に空調をストップするのには参ってしまう。
暑がりの私は、結局、窓を開けた。ひんやりした空気がどっと入り込んできた。
これなら眠れる。おやすみなさい。
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