コンサート+磯遊び=?
2005年4月29日 旅行 今日は、クラシック音楽仲間(?)の知人の女性からの誘いを受けて、レクチャー付のパイプオルガンコンサートに行くことになった。
場所はサントリーホールである。東京の本格的な場所にクラシックの音楽を聴きに行くというのは初めてかもしれない。しかも知人とはいえ、女性と二人ときている。ちょっと緊張。
待ち合わせ時刻より若干遅れて到着したが、知人がさらに遅れて来たので何とかなったのは内緒(笑)。
今回のお題は「トッカータとフーガの謎」というもの。
バッハの「トッカータとフーガ」という曲は有名だが、バッハ直筆の楽譜がなく、弟子による写ししか存在しないため、バッハ作曲かどうかを疑う説もあるという。また、技法についても、晩年近くのバッハらしからぬものがたまに見受けられたりするという(専門的なことは忘れたが)。
ただ、それに対する反論もあり、バッハらしさを窺わせるところも随所にあり、どちらもともいえないらしい。なかなかに興味深い。
コンサートそのものも、聴き入ることのできる演奏で、来て良かったと思う。パイプオルガンの曲は、教会音楽が多いから、何だか神の御許に近づいた気分がちょっとした。
コンサートの開始は11時(待ち合わせは10時過ぎだった)からで、終了は13時を過ぎていただろうか。
「これからどうします?」
とLさんから話し掛けられる。
「天気がとても良いので、海でも見に行こうと思っていました。Mさんたちがちょうど、三浦半島に磯遊びに行っていますし……。合流できないとしても、海を見るだけでも」
「それはいいですねー。でもこの格好では……」
「確か、お住まいは東急沿線でしたよね?それなら、途中、寄って着替えてはいかがでしょう?」
「そうしてくださるなら助かりますけれど、よろしいんですか?」
「まったく構いませんよ。駅前の喫茶店かどこかでお待ちしていますから、ゆっくりお出でください」
というやり取りのあと、東急経由で三浦半島に行くことになった。
途中、待っている間に、持ってきていた本を少し読む。
茨城県民になったからにはこれくらいは読まないと。
いつ読み終わるんだか……。
横浜駅でお弁当を購入し、京急の三崎口行き電車の車内で二人して食べる。何だか旅をしている気分が高まる。午前中の待ち合わせの際にも、「サブウェイ」のサンドウィッチを食べたので、お腹の空き具合が微妙ではあったが。
平らなところがあまりなくなってきて、トンネルを何本も通過する。住宅地も斜面に建ち並ぶ。
上大岡、金沢文庫、横須賀中央……。三浦半島を感じさせる地名というか駅名が見受けられるようになる。終点近くにもなると、海が車窓から見えてくる。
三浦半島に行くってだけでも、いい気分がする。
三崎口に到着。
さて、ここからどうしようか?
と思っていたら、携帯電話に連絡が。Mさんだ。
「今、どこに居るの?」
「三崎口の駅です。とりあえず荒崎にバスで行こうとしているんですが」
「あ、それやめて。降りて降りて」
大慌てで、降りる。
「僕らはいま、小網代にいるんだ。だから小網代に向かってちょうだい」
「わかりました」
と連絡を受けたと思ったら、少しして追加の連絡が。
「駅まで迎えに行くから、そのまま居てください」
あらら。
のんびり待ちますか。
駅で待つことしばし。
迎えが来た。
といっても、Mさんではなく、仲間の一人が来て下さった。ありがたい。何台かに分乗して来たという。
小網代の漁港の奥まった所に、Mさんたちは居た。神社で道が途切れていたが、さらに水際を歩いた奥に居た。
こうなると最早、干潟である。私の靴が干潟の泥で、ちょっとひどいことになってしまった。こんな所まで来ているとは、予想外だ。離れたところから海を見ていれば良いかと思っていたのに。
MさんやKさんたちが、奥の橋の上から手を振っている。手を振り返す。
更に近づくと、Kさんから制止された。
「そのままそこに座って見てごらん」
おとなしくしていると、泥の沢山の穴から小さな蟹が出て来て、一斉に手を振り出した。何だかユーモラスで不思議な光景だった。
その後もしばらく、磯遊び(?)を楽しんだりする。
場所はサントリーホールである。東京の本格的な場所にクラシックの音楽を聴きに行くというのは初めてかもしれない。しかも知人とはいえ、女性と二人ときている。ちょっと緊張。
待ち合わせ時刻より若干遅れて到着したが、知人がさらに遅れて来たので何とかなったのは内緒(笑)。
今回のお題は「トッカータとフーガの謎」というもの。
バッハの「トッカータとフーガ」という曲は有名だが、バッハ直筆の楽譜がなく、弟子による写ししか存在しないため、バッハ作曲かどうかを疑う説もあるという。また、技法についても、晩年近くのバッハらしからぬものがたまに見受けられたりするという(専門的なことは忘れたが)。
ただ、それに対する反論もあり、バッハらしさを窺わせるところも随所にあり、どちらもともいえないらしい。なかなかに興味深い。
コンサートそのものも、聴き入ることのできる演奏で、来て良かったと思う。パイプオルガンの曲は、教会音楽が多いから、何だか神の御許に近づいた気分がちょっとした。
コンサートの開始は11時(待ち合わせは10時過ぎだった)からで、終了は13時を過ぎていただろうか。
「これからどうします?」
とLさんから話し掛けられる。
「天気がとても良いので、海でも見に行こうと思っていました。Mさんたちがちょうど、三浦半島に磯遊びに行っていますし……。合流できないとしても、海を見るだけでも」
「それはいいですねー。でもこの格好では……」
「確か、お住まいは東急沿線でしたよね?それなら、途中、寄って着替えてはいかがでしょう?」
「そうしてくださるなら助かりますけれど、よろしいんですか?」
「まったく構いませんよ。駅前の喫茶店かどこかでお待ちしていますから、ゆっくりお出でください」
というやり取りのあと、東急経由で三浦半島に行くことになった。
途中、待っている間に、持ってきていた本を少し読む。
茨城県民になったからにはこれくらいは読まないと。
いつ読み終わるんだか……。
横浜駅でお弁当を購入し、京急の三崎口行き電車の車内で二人して食べる。何だか旅をしている気分が高まる。午前中の待ち合わせの際にも、「サブウェイ」のサンドウィッチを食べたので、お腹の空き具合が微妙ではあったが。
平らなところがあまりなくなってきて、トンネルを何本も通過する。住宅地も斜面に建ち並ぶ。
上大岡、金沢文庫、横須賀中央……。三浦半島を感じさせる地名というか駅名が見受けられるようになる。終点近くにもなると、海が車窓から見えてくる。
三浦半島に行くってだけでも、いい気分がする。
三崎口に到着。
さて、ここからどうしようか?
と思っていたら、携帯電話に連絡が。Mさんだ。
「今、どこに居るの?」
「三崎口の駅です。とりあえず荒崎にバスで行こうとしているんですが」
「あ、それやめて。降りて降りて」
大慌てで、降りる。
「僕らはいま、小網代にいるんだ。だから小網代に向かってちょうだい」
「わかりました」
と連絡を受けたと思ったら、少しして追加の連絡が。
「駅まで迎えに行くから、そのまま居てください」
あらら。
のんびり待ちますか。
駅で待つことしばし。
迎えが来た。
といっても、Mさんではなく、仲間の一人が来て下さった。ありがたい。何台かに分乗して来たという。
小網代の漁港の奥まった所に、Mさんたちは居た。神社で道が途切れていたが、さらに水際を歩いた奥に居た。
こうなると最早、干潟である。私の靴が干潟の泥で、ちょっとひどいことになってしまった。こんな所まで来ているとは、予想外だ。離れたところから海を見ていれば良いかと思っていたのに。
MさんやKさんたちが、奥の橋の上から手を振っている。手を振り返す。
更に近づくと、Kさんから制止された。
「そのままそこに座って見てごらん」
おとなしくしていると、泥の沢山の穴から小さな蟹が出て来て、一斉に手を振り出した。何だかユーモラスで不思議な光景だった。
その後もしばらく、磯遊び(?)を楽しんだりする。
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