この頃、残業をしにくくなった。
 だからというわけではないけれど、定時に退勤しやすい。良いことだ。
 滞っている仕事がなければの話だが……。

 お仕事終了後、近くの公園を散歩することにする。
 6月に夜間登山を行うつもりでいて、とりあえず、体力を養おうというのだ。提案者は、前の部署に居た時の後輩のN君。人数は私やN君も入れた5人。
 会社に近い沼は、一周が約3キロあって、手頃なコースだ。ランニングなどをする人が多い。私たちは、ウォーキングをする。
 皆で歩く。天気が良く、気温も高くないので、とても気持ち良い。登山の時もこうであってほしい。
 歩きながら、話が盛り上がる。こうして集まって話すことってなかなかないものだ。
「Mさん(私のこと)って、随分旅行しますよね」
とN君。
「別にそうでもないよ。嫁さんの実家が遠い人にはかなわないよ」
「でも君の場合、『ちょっと行って来る』って行き先が信州だもんな」
と同期のH氏。
「2泊とか3泊以上じゃないと、『旅行』とは言わないだろ」
と反論する。
「そうなのか?」
「それは違いますよ」
 なぜ、そう否定するんだ。
 途中、丘の上の雑木林にある公園で、滑り台を見つける。
「これ、面白そうだね」
 先週の土曜日を思い出して、試して見ることにした。
 階段の代わりに丸太で組んだ傾斜があり、垂らしてあるロープを伝って上っていく。
 滑り台はやや長くなっており、滑りやすくしてある。傾斜に身を任せると、速度がついて、楽しい。
 メンバーのほとんどが、試みる。皆、楽しんだようだ。

 2周歩いてやめる。
 N君がやや遅れ気味のペースになっていたが、大丈夫だろうか?
 終わった後、足に疲れが感じられる。
 腹も減ったので、後輩のN君、M君と私の3人で、ラーメンを食べてから帰宅することに。
 美味しく物が食べられることは、幸せなことだ

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